アルコール依存症のパパのお話

日々感じたことや、出来事などを書いていきます。

昨日、2018年9月17日から断酒

一昨日、もうこれは駄目だと思い昨日から絶対に断酒することを決意した。

これが底打ちというやつなのだろうか。

元妻にもLINEもブロックされていて、やるしかないと思っていた。

兎に角昨日は具合が悪くて仕方なかった。

それでも金曜日と土曜日が予定が空いているので土曜日に面接先を探して予約を入れた。

 

ある人にずっと去年の終わりから助けられていて、何とかここまでたどり着くことが出来た。

娘が7歳になって、二か月と十日後の事だ。

僕は言葉というものに対して小さな時から敏感だ。

以前、昔の彼女がくれた

ツキを呼ぶ「魔法の言葉」という本がある。

五日市 剛さんという方が2000年頃にイスラエルに行った時に出会ったおばあさんに教えられた

いい事があったら「感謝します。」

嫌な事があったら「ありがとう。」

まずは言葉から変えなさい。人生は言葉の通りになっていくんだよ。というような内容が書いてある冊子だ。

離婚するまでは元妻と一緒に実践していたのだが、一人になってから全く使わなくなっていた。

最近たまたまコンビニで、「言葉は現実化する」という永松 茂久さんという方の冊子を見つけた。

コンビニは電気料金などを支払う位しか利用していなかったけれど、ここ一、二年位10時を過ぎると酒を売っている店がコンビニしかなくなるのでコンビニで酒を買うようになるまでアルコール依存症は深刻化していた。そのコンビニでシラフの時にその冊子を見つけ、そして手に取り、買った。まだ実は全部を読んでないが、(勿論いつも酔っているか、酒が抜けきらないかで読める様な状態ではないためだ)「魔法の言葉」をまた使い出した。

以前三十歳くらいの頃、ホームレスの収容所にいたことがある。そこにいた極道の人が酒を飲んでいて、肝硬変だと聞いたので、僕は肝硬変にまでなって酒を飲むなんて事が信じられなかった。

また他にも友人の旦那さんもアルコール依存症で、肝硬変だと言われているのに飲んでいると聞き、その時も信じられなかった。

けれど、僕はそれより酷かった。

出血性胃潰瘍になり、下血し、吐血し、何本もの輸血をして運ばれた病院では手の施しようがないらしく、鼻からバルーンを入れられ救急車で他の病院に運ばれた。

土砂降りの雨が降る中、一番下の弟が外で僕を待っていてくれていた。

僕は手を差し出し、弟はずっと手を握りしめながら涙をこらえていた。

あと二、三時間しか持たないから来た方がいいですよと家族に連絡が行っていたと後から聞いた。

この話は以前ブログに書いたかもしれない。

最近アルコール性痴呆症だと思っている。

それくらい物事が覚えていられず、やる事も滅茶苦茶だ。

文章を書いてもまともに書けていない事があとから読み返すと分かる。

 

アルコール依存症の人達もそうだが、人生を良い方向に変えたいと思う人は是非発する言葉をプラスに変えることをお勧めする。

昨日は酒をやめると誓い、「今日一日」と飲酒欲求に勝ったご褒美なのか、半年ぶりに娘と話すことが出来た。

もうすでに小学一年生になってしまった娘は、とてもしっかりしたお姉さんだった。

「ママが、ママの事をパパが嫌いになって欲しいんだって。」と言っていた。

「次はママがメッセージを伝えて。」と娘が言うと、元妻は嫌だと言った。

「本当に愛しているよ。一番大切だよ。産まれた時から小さな頃の○○を毎日思い出しているよ。」

そう娘に涙を堪え切れずに伝えると、明るく元気に「うん!」と返事をしていた。

名前の通りに、元気で活発に育ってくれているようで良かったと思う。

 

 

「七五三の写真は撮ったの?」と聞いたらまだだという。

「撮ったらパパに見せるからね。」と言ってくれた。嬉しかった。

本当は幡野広志さんという素晴らしい写真家の方に撮って貰いたいのだけれど、今の僕の経済力では無理そうだ。

彼は癌で余命宣告を受けている。

まだ小さな息子さんがいるのに……。

僕はまだ多分癌になっていない。

明日の検査で言われるかもしれないなとは、少し考えているけれど。

彼のように強く生きていく。

言い訳はもういい。

社会のせいだとか、政治家のせいだとか、本当にそう思ったら自分が変えればいい。

僕は学生時代にテレビ局に取り上げられる程度の改革をしたことがあるから余計そう思うのかもしれない。

アプローチの仕方なんて人それぞれ色々なやり方があると思う。

僕も色々考えている事があって、その為にはまず断酒をしなければ何もできないと悟った。

ここまで書くとおこがましいと思うが、自分の大切な人たちを幸せにできないで、どうして国民や世界の人々や、ましてや他の生き物たちを幸せに出来るだろうか。

 

一部の人達を除いて、平和な世の中を望んでいない人なんていないのだから、まずは自分が頑張るところからしか始まらない。

僕は次酒を口にした時、娘たちを見捨てて、一人で酒を飲んで死ぬことを選んだという事になると思っている。

孤独なレースのように思えて、実は沢山の人達が応援してくれている。

その期待を裏切れない。

 

娘が三歳くらいの時にビデオ通話越しに

「パパ、ビールやめて働くんでしょ?」

この言葉は僕の心に死ぬまで残るだろう……。

 

図解 言葉は現実化する 人生は、たった“ひと言

図解 言葉は現実化する 人生は、たった“ひと言"から動きはじめる

 

 

野草の力をいたただいて~若杉ばあちゃん 食養のおしえ~

1937年、大分県生まれの若杉友子さんの「野草の力をいただいて」という本を、知人に借りて読んだ。

食べ物、体、心。それらには「陰」と「陽」がある。

綾部で野草を採ったり、在来種の野菜を作ったりして食養を研究実践しながら、人々に教えている。

肉魚、卵牛乳、乳製品を摂らずに健康そのもので長生きしている。

放射能時代をどう生きるか、環境に対しての懸念。でも、もう駄目だとは思わずに食・体・思考までをも「陽性」にすることをレシピ付きの若杉ばあちゃんらしい語り口調で教えてくれる。

僕も最近猫の額ほどもない畑を借りたので、F1ではなく、在来種の種で自然農をやって行く。ただ、持ち主が言うには「ここは砂地だから、肥料はやらないとダメですね。」と言っていた。

「なんちゃって自然農」か(苦笑)

でもやらないよりはまし。安全で力のある野菜を育てようと思う。野草は結構離れた相模川まで行かないと無さそうだけれど……。

浜辺で「浜大根」を探してみるか。

 

「食」で壊した体は「食」で治す。

 

若杉ばあちゃんの教え。

治る前に「反応」というものが起きて、もっと具合が悪くなる時期があるという。僕の寝汗もそうだったのかもしれない。知人は「デトックスされているんですかねぇ。」と言っていたが、これが「反応」だったのだろう。

とにかくこの本はおすすめ。

もっと他の若杉友子さんの本も読んで行って、実践して健康になって行きたいとしみじみと感じさせてもらえた本でした。

 

 

野草の力をいただいて 若杉ばあちゃん食養のおしえ

野草の力をいただいて 若杉ばあちゃん食養のおしえ

  • 作者: 若杉友子
  • 出版社/メーカー: 五月書房
  • 発売日: 2011/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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寝汗

昨日は寝汗を掻かずに寝られた。

ずっと続いていた尋常ではない寝汗が、何故か止まった。

医者は糖尿で掻いていると言っていたが、本当なのだろうか。

糖尿があるので、何度もトイレには起きたが寝汗で着替えなくて済んでよかった。

これで今日も掻かなければ万々歳である。

 

話は変わって、youtubeで「カメ五郎」さんのニコ動の動画が編集されてUPされていた。

この人は記憶が合っていれば、サバイバル系の雑誌に出ていた人だ。

虫とか食べてしまう。

この動画の中でも、クワガタの幼虫を食していた。

自分の普段の生活がどれほど甘いか思い知らされた。

幼虫は食べられるか分からないが、サバイバルのキャンプに挑戦したいと本気で思った。

キャンプは子供の頃からの憧れだ。テントなどを揃えて是非やってみたい。出来ればビデオを回して。

男のロマンである。

 

youtu.be

 

これで観られるであろうか。

女の人にはちょっとキツイ動画かも。

とにかくキャンプ。

今年の目標だ。

「汚れた魂」 小説最後

10 結末

 結局彼女は風俗の仕事を辞めていなかった。沙央里が電話で僕に教えてきた。

「いい加減にしろ!辞めてないだろ!」
僕はそう言いながら、ジーンズを留めていたベルトを抜くとソファーに座っていた麗子の足に振り下ろした。彼女は叫び声をあげて泣いた。
僕は動揺した。何て事をしてしまったのだろう。その場にしゃがみ込むと、僕も声を出して泣いた。悔し涙なのか、怒りの涙なのか。
「やればいい。その仕事を続ければいい。」

 これが僕に下った天罰だった。
自分のやった事はきちんと罰として帰ってきた。麗子の事だけではない。僕の心もしっかりと死んでしまった。生きていても死んでいる。心が無くなれば人間なんて生きるに値しない。こうして今、マンションの屋上に身を乗り出していても何も感じない。すでに自分で自分を殺してしまった。今更自殺もないだろう。
しかしここから身を投げ出せばあいつは自殺をしたと言われる。でも違う。僕はすでに死んでいるのだ。その苦しみに耐えられない。
「さようなら。」

 僕は身を投げた。

「汚れた魂」 小説⑨

9 腐っていく瞳

 その日麗子が帰って来るのを待った。僕は怒りとも言えない、ショックを伴った精神状態でいた。今はまだ九時。あと、三、四時間は帰っては来ない。胸が苦しい。いや、そんなありきたりの苦しさではなかった。すべてが裏切られた。何度も見たその雑誌は、すでに僕に開かせることは出来なくなっていた。
 ガチャガチャ。
ドアの鍵を開ける音がした。僕の胸はすさまじい速さで脈打つ。
「ただいま。」
ドアを開けて入って来た麗子が言った。
僕は雑誌を彼女の目の前に突き出した。麗子は一瞬びくっと体を縮まらせた。
「これなんだよ。」
そう言いながらしおりのはさまってるページを開いて見せた。彼女は自分の裸体に目を落とし、じっと黙っている。
「これお前だろ。」
しばらく沈黙した麗子は「うん。」と一言うなづいた。
 僕は麗子の左頬を引っ叩いてしまった。
「いつからだよ。」
声を荒げて聞いた。
「いつからだよ!」
「最近。」
麗子はうつむいたままそっと答えた。彼女の顔は死んでいた。
パシッ!もう一度左の頬を叩いてしまった。麗子は静かに僕を見上げると、
「まだ三回しかやってない……。」
そう消えそうな声でつぶやいた。僕は怒りを消そうとした。これが事実であってほしくなかった。けれど現実。麗子が言った「三回」という言葉だけが僕を救った。そう、無かった事にすればいいのだ。
「分かった。もう二度とやらないでくれ。」
僕の声には力がなかった。愛した子が風俗で働いていたことを知ったのだから無理もなかった。

 次の日の朝。僕は顔を洗い、彼女のローションをつけにドレッサーに向かった。ローションをつけ終わると、おもむろに鏡を見た。そこに映ってる目は死んでいた。そして次の日も次の日も、どんどん僕の顔から生気が失せていくのが分かった。

「汚れた魂」 小説⑧

8 突然の衝撃

 引っ越しの当日、僕は沙央里と会った。
以前から約束していた携帯電話を買ってもらうためだ。
ドコモのショップに二人で出向いた。
「これがいいんじゃない?」
沙央里は二つ折りにするタイプの携帯を指差したが、僕はどれでもよかった。
「じゃあ、それにするよ。」
ショップを後にしながら彼女は言った。
「これでいつでも圭佑さんと連絡が取れるね。」
屈託のない笑顔でそう言った。
僕は何も罪悪感を持たなかった。既に麗子と暮らし始めるというのに、他の女の子に高価な携帯電話を買ってもらう……。常識から考えたら出来ない行為だろう。けれど、沙央里は僕と付き合っていると麗子に言っているらしい。そして、他の男と僕を天秤にかけている事も。
僕が律儀になる理由はないと思った。付き合うとも言った事はないし、好きだとも言った事はない。お互い割り切った関係だと思っていた。その日、沙央里と食事をしながら結構な酒を飲み、酔って新しい生活の場へと向かった。
 家へ着いた僕に、麗子は何も言わなかった。まだ片付いていない部屋で二人はベッドへ入った。

 ある日の昼下がり、僕と麗子は映画を観たいねとどちらからともなく言い、映画館へ足を運んだ。
ちょうど、ジョニー・デップの「ドンファン」がやっていた。伝説のプレイボーイを描いた映画だった。
映画を観終わると、麗子は用事があると言い渋谷の映画館で別れた。
 バスに乗って家へ着くと、僕は冷蔵庫からコーラを出し飲み始めた。
そして今日観た映画のパンフレットをめくり読んでいた。
 その時、自分の携帯電話が無い事に気付いた。
(しまった。麗子のバッグに入れておいてもらったままだ。)
まだ持ち始めたばかりの自分の携帯の番号を覚えてはいなかった。仕方なしに、またパンフレットに目をやった。
 その日の夜麗子が帰って来た。
「お帰り。」
僕がそう言うと、麗子は笑顔を見せて
「ただいま。」
と言った。
「あのさ、携帯麗子のバッグに入れっぱなしだったでしょ。」
「うん。ずっと鳴ってて。出たら沙央里だった。」
「えっ。電話出たの。」
「何回も鳴らすから圭佑君かと思って。」
 僕は少し頭にきた。人の電話を勝手に出るとは。けれど、たいした事には思わなかった。
あの子は彼女ではない。僕は軽く聞いた。
「で、何だって。」
「うん……。何で麗子が圭佑君の携帯に出るの、って。それで、会って話がしたいって。」
「マジで。」
「仕方ないから、分かったって言った。」
僕は面倒くさい事になったなと思った。
「そっか。でも付き合ってる訳じゃないから。」
「でも、彼氏だって沙央里は言ってた……。」
 完全に思い違いをされている。けれど何度もこういう経験はあった。
仕方ない。麗子にちゃんと話をさせよう。

 翌日、麗子は沙央里と会いに行った。
その日の午後僕達が借りているマンションに麗子は戻ってきた。
 なんだか浮かない顔をしている。
「何だって、沙央里。」
「怒ってたけど、話したら分かってくれた。」
「なんだかめんどくさい女だな。他に男いるんだろ。」
「うん。私には、圭佑君にしようか、別な男にしようか迷ってるって話してたから……。」
「自分の事を棚に上げてそれかよ。」
「でも、これですっきりしたからいいじゃん。」
麗子は笑顔を作りながら僕に言った。

 しばらく何事もなく平穏に暮らしていた。そんな日の夕方、部屋のチャイムが鳴った。
「はい。」
「沙央里だけど。」
 僕は一瞬神経がピンと張った。何故沙央里がこの部屋を知っているんだ。この部屋を教えた覚えはない。怪訝な顔をしてドアを開けた。すると紗央里は、
「これ見て。」
と雑誌を僕に手渡してきた。ポカンとしたままで僕はその雑誌に目を落とした。
 それはよくコンビニなどで見かけた風俗の雑誌だった。そこに一枚の栞がはさまっている。そのページを開けてみた。するとそこには、裸で腹の出た親父と絡んでいる麗子が写っていた……。
 僕は一瞬気が遠のき、何度も何度もその数ページを見、体から力が抜けていくのが分かった。それは間違いなく麗子本人だった。
「わかった。」
僕はそうとだけ言い、ドアを閉めようとした。沙央里は
「じゃあね。」
と言うとドアに背を向け帰って行った。

「汚れた魂」 小説⑦

7 奔放な二人

その晩、二人で近くのラブホテルに泊まった。
若い二人に何も起こらないはずはなかった。お互いの愛情を確かめ合った後、これからどうするかという話になった。
「大丈夫。私が働くから。一日店に出れば日払いで何万円かになるよ。とりあえずはホテルに泊まって過ごすしかないよね。」
 次の日僕達は渋谷に行くことにした。
マクドナルドでハンバーガーを食べている時、ベルが鳴った。
彼女からだった。
僕は無視した。
ラブホテルの泊まりの時間になるまでどうしようかという事になったが、麗子がゲームセンターに行こうと言い出した。
モグラ叩きならぬワニ叩きを彼女ははしゃぎながらやっている。次は競馬のゲームだ。数千円分もコインを買って二人は色々な馬に賭けた。結構な量のコインを増やした。
ふと、
「これやろう。」
そう言った機械があった。
それは出たばかりのプリクラの機械だった。二人は続けて順番に撮った。なかなかよく撮れている。出てきたプリクラを彼女のバッグに入れた。
「そろそろホテルに入れる時間だね。」
僕達はそう言いながらラブホテルへと向かった。
麗子が仕事が終わってからホテルに入る日もあった。そんな時僕が彼女を抱こうとすると、
「抱きしめてくれるだけがいいの。」
そう言ってセックスを拒む事があった。
 それは、したくない日もあるだろう。僕はそう勝手に納得していた。
 そんな生活が何週間か過ぎたころ、僕はある事に気付いた。そうだ、ビジネスホテルに泊まれば夜遅くまで外に居なくても済むのではないか。さっそくビジネスホテルをタウンページで探してみた。何軒か電話して、安いビジネスホテルを見つけた。そのホテルは新宿にあった。一泊二人で一万二千円。
ラブホテルに延長しているよりははるかに安かった。けれど、一カ月で三十万円以上の部屋代……。どう考えても高い。麗子は週三、四日の仕事を五日に増やし、マンションを借りるお金を貯めた。
彼女は不動産が好きらしく、一人で時間のある時に部屋を探しにまわった。そこで渋谷にあるマンションを探してきた。
その部屋を見に行った時、窓からは教会が見えた。なんだかロマンティックな気分になったような気がした。